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埋め尽くさない
■埋め尽くさないでおこう。充たさないでおこう。時間も、財布の中も、胃袋も、脳味噌も、ことばも、ことばとことばのあいだ、此処と其処との間に横たわる深い深い谷も。
■埋め尽くさせようとする誘惑や、埋め尽くさねばと自らを駆り立てる欲求に、さらりと「結構でございます」と言い放ち、ぺろりと尻をまくれるにしよう。
■そして、埋まらぬことの方にこそブルリと快く身震いできる心身であろう。
■では、そのための実践。
■身時かなところでは、まずは、自分を取り巻く大小さまざまな「液晶画面」の前から離れることから始めるか。
■でも、本当にそれができるかな?手遅れかな?
ひとまず、いまは、おやすみなさい。
| 備忘録
| 23:51
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たべもの
■子ども達はやはり揚げ物が好きだ。
■以前、かにクリームコロッケを作ったら(カニといっても“かにカマ”だが…)かなりの好評で、昨夜も長女の熱烈なリクエストがあり、鮭クリームコロッケを夕げに供した。
■今回は次女も衣付けにチャレンジ。手に引っ付くパン粉に苦労しながらも、ちいさなちいさなコロッケをころんころんと数個、みごとに完成させた。
■もちろん、自分の手による“たべもの”は美味しさも何倍。あっという間に平らげた。
■そして、仕事から遅く戻った妻に「きょうコロッケつくったんだよー!おいしいから食べなー!」と胸を張る、その誇らしげな顔。
■娘達の満足げな様子を見ながら、いろんな意味で「たべものっていいなぁ」と思う。
■そして、こうして、ささやかながらも作りたいものを作り、食べたいものを食べられるということの有り難さを思う。それって、じつは、何たる贅沢か。いや、これぞ「平和」という概念の血肉を成すもの。(戦争や核兵器が無くなるだけが平和にあらず)
■12月に四国高松へ行くのだけれど、その仕事は「えほんレストラン」というイベントでの「たべもの写真絵本作り」講師。地元の子育て支援グループが企画したイベントだ。
■子ども達と写真を通じたふれあいが出来るのも嬉しいが、そこにたべものが介在しているということも、とっても嬉しい。そして、こうして“たべもの”を軸に企画を立てる元気なグループと一緒に仕事ができるということも、さらに嬉しい。
| 暮らし
| 12:41
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家族写真
■昨夜自宅に戻り、久々に我が家の布団でゆっくり寝た。
■が、連日の講演仕事の疲れはそうそう簡単に取れるもんじゃない。じつに寒い朝だったということもあり、布団から出るのが嫌でしばらく惰眠をむさぼっていた。
■でも、今日は休日。子ども達は黙ってはいない。「おーとーちゃーん!」と、朝6時半から馬乗りだ。
■渋々起きて、皆で朝食。
■今日の午前中は、毎年恒例の「家族写真」撮影をおこなう。
■じつは、僕ら夫婦が入籍した際の結婚報告ハガキ以来約10年、年賀などに載せる家族写真はずっと同じ場所で“定点撮影”をしてきた。芽室町内にあるとある林の一角だ。
■この秋一番だろうと思われる寒さのなか、娘達とともに今年もその場所へ向かう。すっかり枯れ落ちた落ち葉を踏みしめながら、目印の木の下へ。そして、10年前の写真と見比べながら、今年もまた同じアングル、同じ画角で写真を撮る。
■毎年のことなのだけれど、この場所に来るたびにいつも「この恒例の写真を家族そろって撮影できるのは、あと何年くらいのことなのかな…」と思う。
| 暮らし
| 22:38
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札幌
■今日は札幌市内2カ所でスライド上映講演。
■どちらの会場でも、写真や話をしっかり受け止めてもらえて、とても幸せなひとときでした。
■”届いてほしい”と思って投げかけたことばや写真が(それが真に心の芯まで浸透したかは別の問題としても…)少なくもと受け止めてはもらえたと実感できた時、決してオーバーな表現ではなく、「ああ、生きててよかったな」とつくづく思います。
■また今日は、飾り立てられていない、使い古されていない、うわべだけでない、借り物ではない、何かを弁護したり取り繕ったりするために発せられたのではないことば、つまり、個人の精神や肉から直に絞り出されたであろうと感じられることばの数々に触れられたことも、嬉しかったです。
■そのようなことばを、ちょっと戸惑いながらでも、どもりながらでも、ちゃんと投げかけてくれた法人Rの皆さん、有り難うございました。
■僕も、もう少しことばを丁寧に練って皆さんに投げかけられるようにしたいとおもいます。思いが高じるとついつい勢いで喋ってしまう悪いクセが僕にはあって…。
■でも、ぜひまた会いましょうね!
| 備忘録
| 23:14
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霧多布、札幌
■霧多布でのお仕事その1は「指導者養成講座2日間講師」。霧多布湿原センター主催の通年企画である指導者養成講座の第2弾を担当させていただいた。
■内容は「デジタルカメラ撮影の基礎と自然インタープリテーションにおける写真の実践的活用法」の学習。平たく言えば、カメラ教室および「応用してみよう!」レクチャー。
■2日間と、日程に余裕が在ったので、前半「カメラの基礎概念」の部分は、気合いを入れて”カメラ・オブスキュラ”からスタート。
■そしてレンズや絞りやシャッターの役目と働きなど、コンパクトカメラ持参の参加者にはちょっと気の毒すぎるほどの基本部分から。
■霧多布のお仕事その2は、5月に引き続き「霧多布の自然で写真絵本作り」。今回も力作が。特に「指導者養成」を受講していた参加者の写真表現がぐっと向上していたのにびっくり。秀作。
■ところで、霧多布滞在中の宿泊は、霧多布の誇る宿「ペンションPORCH」。
■海の幸満載の食事が美味しいのもさることながら、宿泊をご一緒させていただいた他のお客さんが、みなさんとても素敵な方ばかり。これも宿主のUさん夫妻の人柄ゆえか。連日夜遅くまで和気あいあいと談笑し、おいしいお酒。
■仕事以外の部分でもいくつもの不思議とも言える出会いがあり、今後、色々楽しみに。こうして霧多布に来る機会を与えてくれた霧多布湿原トラストの皆さん、特に企画担当のBさんに感謝。
■で、昨夜遅くに霧多布から自宅へ戻り、寝て、起きて、昼までに札幌。今朝は娘達が早起きしてくれたので、慌ただしいながらも久々に家族で朝食をとり、幸せ。
■今日は札幌市資料館でスライド上映講演会。「子どもに良い映画をみせる会」主催。
■この会のIさんと知り合ったのはもう一年以上前。そのときから「いつかうちの会でスライド上映を!」とおっしゃってくださって、その願い、ついに今日実現。
■寒い寒い氷雨降る札幌。足下の悪い中、多くの方が詰めかけてくださる。有り難い。
■中には、共通の友人知人が多々在りながらこれまでなかなかお目にかかることがなかったライター/編集者のOさんも。ようやく会えました!
■そして、夏に襟裳のワークショップに来てくれた小学6年生も参加してくれており、びっくり。そうか、もともと札幌在住だったんだものね。でもまた会えて嬉しいな。来てくれてありがとう!
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■こうして高々数日を振り返るだけで、僕の仕事や日々のかけがえの無い出会いというものは、気がつけば、人がそっとお膳立てをしてくれて、その機会を作ってくれていることがよくわかる。
■本当にありがたい。
■慢心せず、そうした方々の思いに、できれば写真の仕事のみならず、全人格をもって応えたいものだ。なかなか出来ないのだけれど。
| 仕事
| 21:28
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