小寺卓矢・森の写真館 top_image
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2007年05月 | 月別の日記 | 2007年07月

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秋田・森吉山より-3

070619moriyoshi-2.jpg

昨夜、車の中で寝ていたら、23:30頃、窓をコンコンと叩かれ起こされた。窓の外で「ちょっといいですかぁ」と、懐中電灯でこちらを照らす人あり。警官だった。そう、職務質問というやつだ。

「旅行中ですか?ああ、北海道からですか。すいませんけど、ちょっと免許書見せてもらっていいですか?」

眠たい目をこすりながら言われるがままに。しかし、うーん、気持ちよく寝ていたのに…。さすがに少し気分が悪い。

じつは以前にも山形県で同様に車の中で寝ているところを職務質問されたことがあった。ただしそれは、ちょうどサクランボ収穫時期で、なおかつサトウニシキ泥棒が頻発し全国のニュース沙汰になっていた時に、こともあろうか、たわわに実ったサクランボ園の傍らで車中泊をしようとした僕の致命的なミスが原因だった(笑)。

しかし今回は、道の駅での車中泊だ。24時間トイレの開いている道の駅では、全国津々浦々、旅行者や長距離ドライバーたちが日常的に車で寝泊りしている。

「町の安全を守るため、不審車両をチェック」とのことなのだろうけれど、場所によっては状況を察して見逃してくれても良いのにな…と内心で思いつつ、警官には「はい、ご苦労様」と言って、再び寝袋に包まった。

で、再度寝入って1時間ほどして、今度は「ごろごろ、どーん!」という轟音で目が覚めた。落雷だ。近くに落ちたみたいだ。気がつけば外は土砂降りの雨だった。車の屋根をバラバラと物凄い音を立てて雨粒が打ち付ける。

待ちわびた雨ではあったけれど、まさかバケツをひっくり返したような豪雨になっていようとは。ごろごろごろ。また雷鳴が響いた。

警官とカミナリ。これは「寝ちゃいかん」ということか…。それからはもう寝付くことも出来ず、うつらうつらとしながら時を過ごし、2時半になったので、森吉山麓の森へ向かった。

森につく頃には雨は小降りになっていた。

ブナの幹、ホオノキの葉、林床のシダがしっとりと濡れそぼり、なまめかしく照る。昨日までと同じ場所なのに、森全体がまるで淡いブルーのフィルターかけたように清々しく、周囲には匂い立つような生気が満ちている。ああ、なんて美しいのだろう。僕は、雨の森が大好きだ。

森の神様は最後にごほうびをくれた。森吉の森よ、有難う。僕はいつもよりもゆっくり歩き、つやつやと輝く草木をめでながら、東北遠征最後の森散策を心ゆくまで楽しんだ。

さ、これから秋田市内へ向かう。明日の朝7時発のフェリーで北海道へ帰る。長い旅だった。家で待つカミさんと二人の娘に、早く会いたい。

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写真は、晴天に輝く森吉の森の木々たち。しらじらしく散策路を歩くのは、セルフタイマーを押してからダッシュしてフレームに収まった某写真家35歳。
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秋田・森吉山より-2

070619moriyoshi.jpg

ようやく待望の雨が来そうだ。

夕方から空に重たい雲が垂れ込めてきた。明日が今回の東北遠征の撮影最終日。なんとか間に合ってくれた…。

本当は、今日撮影にいった森吉山麓にある秋田杉の原生林でも、樹幹の濡れそぼった木々を写真に収めたかったのだが…。

それにしても、今日の秋田は暑かった。日中は30度を越えていたのではないか。

あまりに暑かったのと、これまでの疲れが溜まっていたのとで、今日は撮影を午前中で切り上げ(と言っても、朝3時半から森に入っているのだから、実働時間としては8時間だ…)、森吉山をぐるりと半周回ったところにある阿仁という集落へ。

阿仁は「マタギの里」として名が知られている。以前僕の公式サイトの日記に読後感を書いたことがある直木賞小説『邂逅の森』の舞台にもなった村だ。

ちょっとミーハーな思いが半分、あとは、ゆったり温泉につかりたくて、「打当温泉・マタギの里」へ向かった。この打当地区こそが、物語の主人公の故郷であり、全ての話がここから始まる場所なのだ。

入浴後、ちょっと昼寝をしたあと、温泉のロビー売店に『邂逅の森』が売っていたので、ちゃっかり立ち読みし(笑)、ご当地で感動を新たにしたのでした。

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写真は、朝の奥森吉の森。流れる清流とブナ。

| | 19:25 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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秋田・森吉山より

070619ginryoso.jpg

秋田の森吉山で撮影をしている。

クマゲラ生息地の南限といわれるブナ原生林が広がる山麓を、一日中歩く。いかんせん連日驚くほどの晴天続きで、撮影自体はどうも単調になりがちで思わしくない。

しかし、静かな原生林はすばらしい。樹齢数百年を数えるブナやミズナラの巨木がそんそんと立ち並び、その下には、それらをマザートゥリーとする若い木々がしなやかに伸びている。

ブナの落ち葉が敷き詰められた木陰に腰を下ろす。木漏れ日がきらきらとまぶしい。緑の梢を吹き抜けてゆく風が、歩き詰めで火照った身体を冷やしてくれる。

風に耳を澄ます。ととととと…。遠くでキツツキのドラミングが響いた。クマゲラだろうか。姿は見えないけれど、あの真っ黒な体、愛嬌のある顔立ちを思い浮かべながら、森吉のクマゲラとの空想上の対面を楽しんだ。

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写真はブナ林に咲くギンリョウソウ。

| | 19:30 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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秋田・二ツ井より-2

070615shida.jpg

二ツ井町の隣、藤里町を車で走る。
白神山地の麓、清流・藤琴川沿いに開けた、静かな農村だ。

車窓の下を流れる川面が、日に照らされてきらきらと輝いている。
緑柔らかな稲の早苗の間に、身じろぎもせずに佇むアオサギ。

この何とも言えずのどかな町で、しかし、
あのような悲しい事件が起きようとは、
この近隣に住む誰しもが想像だにしなかったに違いない。

事件の現場になった集落の横を通り過ぎる。
犠牲になった子らが日ごろ遊んでいたであろう公園の向こうに、
ワイドショーですっかり見慣らされた住宅が軒を連ねている。

当時、大変な数のマスコミが列挙して訪れ、
醜悪な取材合戦を繰り広げていたであろう現場は、
今はまるで何事も無かったかのように平静を湛えていた。

ただ、その集落の入り口に置かれた
「関係者以外立ち入らないでください。大変迷惑しています。」の
張り紙をしたバリケードだけが、
この閑静な農村が経験したやり場の無い痛みを
そっと代弁しているかのようだった。

藤琴橋を渡り、白神へ向けて車を走らせる。
緑の山並みの上に、ぷかりと白い雲が浮いている。
その空の青さがこの上なく爽やかな分だけ、
なんだか余計に切ない気持ちがこみ上げてきてしまった。

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写真は、二ツ井のスギ林のシダ。

| | 12:10 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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秋田・二ツ井

07061sugi.jpg

秋田に移ってきて、まず天然秋田杉の森の撮影。

本州全土にくまなく施された無節操な植林のお陰で、
現代ではすっかり「悪者」の汚名を着せられているスギの木。
でも、本当はとても素敵な樹木なのです。

天然林の中で広葉樹と混交しながら、
秋田のスギは神々しいまでの存在感を放ちながら立っています。

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そういえば、今日、森の中で、
スズメバチに会って恐々したと思ったら、
カモシカに出会って和み、
その直後、足元で尾っぽをシャカシャカならして
怒れるマムシに遭遇し、冷や汗。

| | 12:20 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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十和田・八甲田の森

buna

青森県に来ています。ブナの森が撮影したくなって。すでに新緑は終わり、色濃くなったブナの葉が初夏の風に気持ちよくゆれています。

こちらに来てからというもの、連日の晴天。そろそろ一雨欲しいところなのですが…。雨にしっとり濡れたブナの樹幹が大好きです。

写真は、早朝のブナ林。

| | 15:10 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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我が町「絵本講演会」

昨日芽室で開催した「青田正徳氏絵本講演会」は大成功!

定員を越える参加者が集まり、青田さんの笑いあり感動ありのトークに聞き入りました。深くて暖かな絵本の世界に引き込まれ、2時間があっという間。アンケートにも「もっと話が聴きたかった」「ぜひ、第2弾を」という要望がいくつも。

やってよかった。

今回は、あえて平日・午前という時間設定にし、いってみれば「育児専念中のお母さん」に対象を絞って開催したのですが、ほとんどマスコミを使わないクチコミ戦略の広報にも関わらず、50名を越える方々が参加してくれました。これもすべて、自身らが子育て中の実行委員スタッフたちの熱意と尽力の賜物なのですが。

これを契機に、この町の「子育ち環境」やそれに対する意識が少しずつ豊かになるといいなぁと思います。

ただし、今後の課題も。

今回の「平日・午前」という時間設定では当然、昼間働いている方々は参加できません。したがって、共働き家庭の保護者、また、幼児・児童教育機関(幼稚園や保育所)で働いている方々、そして、図書館の司書さんたちなど、ぜひ講演を聞いて欲しい方々に参加していただくことがかなり難しい日程でした。

これはあらかじめわかっていたことではありましたが、やはり少し残念なことでした。特に、男性の一般参加が一人もいなかったのは、今後の課題です。

もし根本的に「子育ち環境」のことを考えるならば、働きながら子育てをする人、そのなかでもとくに男性として社会に生きている人々の存在を考えなければなりません。

父親であるか否か、家庭を持っているか否かに関わらず、男性が子育ち(いのちの育ち)にどう関わっていくのかを考えない「子育ち論」は、結局これまで同様に堂堂巡りを繰り返すことに終わってしまうでしょう。

特に、いまこのクニで進めらつつある「時代錯誤的父権復古主義」や、世界的な流れである、カネ・権力・腕力(暴力・戦争)の「マッチョ指向」を眺めていると、ある危機感とともに、それを強く思わざるを得ません。

(僕は「子育ちを考える」というときに、それを「少子化問題」という切り口だけに矮小化させたくないと思っているのですが)現実にのっぴきならない問題としてある「少子化」を考えるときにおいてもやはり、今後、男性自身がどう自分の意識や生活のスタイルを変えることができるのかが大変重要なことになってくると思います。

もっといってしまえば、僕の個人的な意見ですが、「男性が”マッチョ指向”からいかに脱却し得るか。また、その環境を社会がどう整えるか。」というところに尽きると思います。

今後この芽室で、いかにお父さん、おっちゃん、おじいちゃんを巻き込める環境を作るか、そこが肝心だと思いました。できれば「平日・午前」でも会場の1/3以上が男性、というような子育ち講演会ができるような町になればいいなぁ!

あ、こういうことをいうとどこかから「そんなことでは美しいクニはつくれません!」とお叱りをうけそうですね。

そうそう、「マッチョ指向」にからんで、ある事件のこともしっていただければ。以下に、その事件の被害者を支援する会のHPのURLを貼っておきます。

女性自衛官の人権裁判を支援する会
http://jinken07.10.dtiblog.com/

「マッチョ指向」の病巣が深いこと、そして、それがこのクニの構造自体や、これからその構造に「憲法改正」の名のもとにテコをいれようとしている人々の意識のかなに深く深ーく根をおろしているだろうことが、なんとなく感じられるかもしれません。

| こども | 20:32 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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