小寺卓矢・森の写真館 top_image
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2010年06月 | 月別の日記 | 2010年08月

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撮影/地域/家族/公演/講座

28日

森の撮影。前回、前々回のブログに掲載した写真はこのときに撮影。通り雨、天の恵。


29日

地域活動、NPOめむの杜。ばんば馬にまたがって、感動。

昼のイベントに引き続き、夕方はNPO理事会。課題もいろいろあるけれど、それをごまかしやはぐらかし無く語り合え、きっとそれらをいっしょに乗り越えていけるであろう”仲間”がいるということの幸せをかみしめる。


30日

カミさんの姉一家が夏休みで芽室に帰ってきていることもあり、カミさん方の親族揃いで義母の古希お祝いの食事会。

せっかくなので、義父母の肖像写真を撮影。といってもそうそう凝ったことはできず、大きめのトレペでフラッシュをディフーズさせる程度のライティングで。

簡易の撮影としては美しく撮れた。何より、義父母のすてきな笑顔が、撮影する側に足りない部分をほとんど補ってくれた。

撮影後、大急ぎで北見へ。翌日は公文式のセレモニーで講話。その前日準備で18時ごろに北見入り。

会場での機材セッティングと打ち合わせの後、担当のMさんと近くの居酒屋で遅い夕食を。

北見のご当地グルメ「塩焼きそば」をはじめ、極力北見らしいメニューを注文。特に野菜の使い方など、めむの杜で今後取り組むコミュニティーレストランの参考にしたいと。

飲み食いしつつ、もともとアウトドア派なのだというMさんと、北海道の自然のこと、自然写真のことなど話す。行動派のMさんの話題が面白い。

じつはMさん、学生時代から北海道をバイク旅しながら野生生物の写真なんかを結構たくさんとっていたのだそう。

「最初はNikon F2を使ってましたけど、さすがにある時期F801にかえましたよ。でも、結局フォーカス合わせはマニュアルばかりでしてましたけどね…」なんて話を。

でもそのうち話題は子どもたちの教育のことへ。

そう、お酒がすすむとついついおカタい話をしたくなってしまう、僕の悪いクセがまたも出てしまった…。

「そもそも”学力”ってなんでしょうね?」とか「これからの公教育はどうなっていくんでしょうね?」とか、素人がぶしつけに振る話題にも嫌な顔をせず応えて下さった、とても懐深いMさん。ありがとうございました。


31日

午前中、公文式セレモニーで講話。森の写真のスライド上映を見てもらい、そのあと、どうして/どのようにして写真家になったのか、そんなことを中心にしたお話を、子どもたちとその保護者や公文式教室の指導者に向けて。

どうだっかな?公文式を受講する生徒さんたちのお役に立てただろうか…?

セレモニー後は拙著の販売とサイン会。ほんのひとときだったけれど、たくさんの方と言葉を交わし、ふれあいを持てた。良かった。

”会衆/聴衆”だった方々と、一転”個人”としてことばを”交わせる”場となるサイン会は、講演後の醍醐味。

拙著にサインをさせていただいた方々の中で「今日の話、とても興味深く聞きました」と声をかけてくれたのは、中学三年生のT.Sくん。僕と同じ「たくや」という名前を持つ、眼差しのまっすぐな青年だ。

「小寺さんは写真家という”自分がやりたいこと”に出会えたのですね。でも、僕はまだ自分のやりたいことが何なのかわかりません…」と。

そうだよね。これだ!というものと出会えることって、じつは”奇跡”に近いくらい難しいことなのかもしれない。

「小寺さんは海外に行って、そこで自分のやりたいことが確かめられたと言ってましたよね。じつは僕、留学のために明日北米に出発するのです」というたくやくん。

おおそうか!ぜひたくさんの人々と出会ってきてほしい。その中でいろんな発見があると思うよ。人との出会いこそ、人生の羅針盤。

たくやくんの旅がどうぞどうぞ豊かなものとなるように…と祈りたいような気持ちになった。

講演の片付けをすませた後、お世話になった公文式のスタッフの方々と、名残惜しくもお別れ。若々しく、じつにさわやかに仕事をする、素敵な方々だった。幸い、来月も旭川での同様のイベントで再会できるので、またそのときに!

会場を後にし、またも急いで移動開始。帯広へ。今夕は「かちまいアカデミー」写真講座の第2回目。

今日のテーマは「広角レンズと望遠レンズの使い分け」。受講者のみなさんが持ち寄った作品を合評。受講者の皆さんが、本当に自分で「これだ!」と納得できる写真が撮れるよう、至らない講師ではあるけれど、お力になりたい。

21時過ぎ帰宅すると、妻と子どもたちは布団の中。寝息がすーすーと。

食卓の上に「レモンはじける三ツ矢サイダーZero」という炭酸飲料のカンがおいてあり、それに添えて「おとーちゃんおかえりなさい。これのんで。」と長女の書き置きが。

お、気が利くな。

ただ、但書として「なかはただのみずだよ」とも。

なんだ、空き缶に水を入れただけか…。暑さと仕事でくたびれて帰った身としては、ビールではないにしても、シュワシュワッと泡が出るさわやかドリンク、飲みたかったな…。

でも…と考える。

この手の砂糖たっぷりの炭酸飲料は、じつは我が家では滅多に飲まれることがない。”炭酸甘味飲料禁止令”が発布されているわけではないのだけれど、ます選んでは買わない飲料品だ。

その珍しい飲物のカンがなぜ我が家の食卓に在るのか。

なるほど、多分娘たちは今日、芽室の祖父母宅に帰省中のいとこたちと過ごす夏休みの”特別な時間”のなかで、シュワシュワと甘~いこの特別な飲物を飲むことができたに違いない。そしてそれは、じつにうれしく楽しく、ワクワクする体験だったのだろう。

もしかすると長女は、そのことが嬉しくて楽しくて、せめてその気持ちだけでもおとうちゃんにお裾分けしたくなったのかもしれない。

いや、ただ単に、ウレシ楽しかったついでに、ちょっとお父ちゃん相手に”おふざけ”をしてみたくなったのかな…

そんな長女の気持ちをあれこれ想像しながら飲む「ただの水」は、ちょっとレモン香料の甘酸っぱい香が移り、くたびれとーちゃんにとっては、なかなかに美味いものだった。

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| 備忘録 | 23:54 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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蟻と石楠花

ある方から嬉しいメールを頂いたので、つい、もう一枚。

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2010.7.28


別件だけれど、いまある音楽家の方と非常に素敵なコラボ企画を計画中。9月。実現するといいな。

| 写真 | 08:17 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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カエデ/イチヤクソウ/雨後の林床

カエデ

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2010.7.28

| 写真 | 22:43 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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つぶやき

小寺卓矢がもう3人くらいいたらいいのになぁ…と思うこの頃…。

| 備忘録 | 17:36 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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帰宅

昨夜遅く、1週間の関西出張から帰りました。

17日からの猛烈な暑さの中の関西滞在。

祇園祭も堺市でのワークショップも、京都堺大阪西宮奈良でのたくさんの方々との出会いと再会も、そのどれもがとっても楽しく嬉しいものだったのですが(みなさん、有り難うございました!)、しかしそれにしても…暑かった。

暑さで頭痛を覚えたのは、神奈川に住んでいた時以来、本当に久しぶりのこと。もともと暑さに弱いのです。

今日も朝から倦怠感にとらわれてます。

北海道の空気を一杯吸い込んで、元気を出そう。

関西滞在中の出来事はまた後日紹介予定です。

| 備忘録 | 10:12 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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原稿/テレビ/出張

■昨日は一日掛けて「道徳ジャーナル」(学研)への寄稿文章の推敲をした。何とか5000字まで削ったけれど、あと200字くらいは削らなくてはならない。うーん…。

■今日は、またしても丸一日かけて、来週より開講になる「かちまいアカデミー」写真講座のレジュメづくり。

■作文にしろ、レジュメづくりにしろ、上手に人にものごとを伝えるのって、大変だ…。

■夕方、長女が通う学童保育所へお迎えにいったら、学童の指導員さんに「お父さん、みましたよ!」と声をかけられた。

■7月4日に放送されたSTV「D!アンビシャス」のことだ。「お父さん、いろんな活動されているんですねー!」と。

■その他、自宅のお向かいさんや知人など何人もの方々からも。

■事前にお知らせしていなかった方は「偶然TVをつけていたら…」という場合が多い。

■きっと僕の知らないところでいろんな方に見ていただいたのだなぁ…と、テレビの影響力の大きさに改めて驚く。

■さて、あす深夜から関西方面へ出張だ。暑いのかなぁ。でも、楽しみだ。

■今日は高知でいつもお世話になっているFさんから電話があり「申請していた助成金がもらえることになり、また小寺さんを高知に呼べます。日程は11月で決定です」と連絡が。

■ということで、また四国・高知へ行きますよ!

■しかし、今回もまた慌ただしい日程になりそう。高知の予定の前後もすでにいろいろと計画があるので、あまり長い日数四国滞在できなさそうだ。

■高松、善通寺、徳島、松山、内子…寄りたいところ、また会いたい人たちはたくさんいるのだけれど…。

| 備忘録 | 00:05 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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このごろのこと

□相変わらず滞りっぱなしの日記です。

□さて、7月3日から昨日8日まで、おもに札幌方面にでかけ、いくつかの仕事をしてきました。

【7月3日(土)】

□知人Hさんの紹介で花作家・森直子さんと会う。

□以前よりHさんからは「小寺さんと森さんを引き合わせたいんだ」と聞いていたのだけれど、最近になって不思議な偶然がいくつも重なり、この日ついに直接お会いすることができた。

□じつは、翌4日に小寺が登場したSTVのドキュメンタリー番組「D!アンビシャス」のちょうど1週前の主人公は、この森直子さんだった。

□番組では、生け花教室を主宰する傍ら子どもたちに生け花を通して”いのち”を考えるきっかけを提供する「花育」に力を注がれている森さんの日々の活動が紹介されていた。

□そのオンエア映像をみて驚いたのは、子どもたちとのふれあいの中で森さんが喋ることばのいくつもが、いつも僕が写真絵本づくりワークショップで発していることばと全く同じだったこと。大事に押さえたいツボの部分がじつにぴたりと共通していて、びっくり。

□食事をご一緒しながら、そうした話を切り口に、お互いの活動のことや、花や写真と向き合う心持ちのこと、子どもたちとのふれあいのことなど、あれこれ楽しい話に興じた夕べとなった。

□じつはこの夜、札幌在住のイラストレーター増田寿志さんも途中までご一緒していたのだけれど、締め切り間近の大仕事を抱えているとのことで、残念ながらゆっくりお話しすることは叶わなかった。

□花と写真とイラストと、それぞれあらわしかたの方法は違えども、世界の美しさを抽出しようとする者同士、ゆっくり意見交換をしたいものだ。


【7月4日(日)】

□39回目の誕生日は、小樽で迎えた。

□この日は小樽の「たんぽぽ文庫」さん主催のデジカメ写真絵本づくりワークショップ。「今日はSTVの番組の放送日だなぁ…どんな番組になったのだろう…」などと思いながら、会場となる長橋なえぼ公園へ。

□心配されてた天候も、撮影を行った午前中はよい天気に恵まれ、子どもたちとともに写真絵本づくりを心ゆくまで楽しんだ。

□毎度のことだけれど、今回も傑作が続出。

□撮る本人の心持ちと被写体とのマッチング、その純度と深度さえ確かなものであれば、小手先の技術の拙さなど屁でもないのだ、ということを、毎回毎回子どもたちの写真から教えられる。

□そして、子どもたちの中に蓄えられたことばの輝きに触れられるのもこのワークショップの醍醐味の一つ。

□今回も本当に素敵なワークショップになった。

【7月5日(月)】

□午前中、札幌市白石区と地元の読み聞かせボランティアサークル「すてっぷ」さん主催の「しろいし絵本講演会」でスライド上映講演。

□今回は子育て世代の大人や、読み聞かせ等に関わる子育て支援者などが対象。拙著2冊の読み語りと、それらをどんな思いで制作したのかについての講話をした。

□北海道らしからぬ蒸し暑さの中駆けつけて下さり、じっくりとご聴講くださった参加者のみなさんに、感謝。

【7月6日(火)】

□豊浦町へ移動し、町内の小規模小学校の合同学習として、デジカメ写真絵本づくりワークショップをおこなった。

□会場は、豊浦町立大和小学校。この学校にはじつにすてきな「学校林」がある。トドマツ、ハルニレ、オニグルミなどが混成した林のなかで、子どもたちと「身近ないのち」を探してしばし散策。

□小学校1年生から最上級6年生まで、思い思いの被写体を見付けては写真を撮り、絵本を紡いだ。

□信じられないくらい写真センスが良い男の子、巧みなハサミさばきの切り絵で見事な表紙を作り上げた2年生の女の子。それぞれの個性が、素敵な写真絵本を生み出した。

□夕方は札幌に戻り、以前勤務していた学習塾へ。子どもたち授業風景をスナップ撮影した後は、授業後、塾長のKさんはじめ職員のみなさんと楽しい会食を。

□札幌を離れて10年以上たつけれど、いつも変わらず迎え入れてくれる皆さんの心遣いがとても嬉しい。

□会食終了後もKさんと二人きり、車の中で缶コーヒーをすすりながらしばし雑談する。

□塾経営を通して自己を生きてきたKさんだが、そのなかでいつでも「仲間たち」や「関わりをもった人たち」との繋がりを意識し、それをこそ”財産”と捉えるKさんの人生観にはいつも感銘を受ける。

□Kさんの塾に勤めていたときから僕は、学習塾が子どもたちの中に育むべきものは何か、育み得るものは何か、としばしば考え、自問自答してきた。

□多分それは、第一義的には「ある直近の目標を乗り越えるための、数値化可能な”学力”という名の能力」なのだろうと思う。

□でも、Kさんがその”向こうに側”に見据えているものは、むしろもっととらえどころのない、けれども、人の人生をより確かにかつダイナミックに導き得る「人と人の間で生きてゆくための底力=人間の力」なのかもしれないなぁ、と思う。

【7月7日(水)】

□白石区の絵本読み聞かせボランティアグループ代表Tさんの紹介で、札幌市内の「フリースクール札幌自由が丘学園」へ。Tさんが毎週担当している「読み聞かせ授業」の特別編として、スライド上映講演をおこなう。

□在校生10数名、職員数名の方々に、森の写真のスライド上映と拙著の読み語りを楽しんでもらった。

□公立やいわゆる私立の中学・高校ではなく、自分の個性や思いに適した学びの環境をもとめてこの「フリースクール」に通う生徒さんたち。

□日本のいわゆる「公教育」については、僕は日頃からいろいろ考えいていることがあるけれど、こうしたフリースクールのような”学び(もしくは居場所)の選択肢”が子どもたちの前に提示されることは、大大大賛成だ。

□実際、この学校の生徒さんたちが互いの個性を尊重しながらのびのびとした雰囲気の中で学習している様子をみて「ああ、こういう環境はとてもいいなぁ」と感心した。

□もちろん、この学校に通うことを選んだ理由や経緯は個々それぞれあって、中には、必ずしも積極的な判断でこの場を選んだわけではない生徒さんもいるかもしれない。

□また一方で、こうした「フリースクール」という、いわば”非公(ひ・おおやけ)”の教育現場が内外に抱える様々な課題がさぞや多かろうことは、想像に難くない。

□僕のような部外者が軽々かつ安易に”フリースクール礼賛”を唱えるのは、もしかしたら現場の方々には失礼なことなのかもしれない。

□しかし、そうは思いつつも、僕は常々、こどもたちの「居場所」や「学びと育ちの現場」というものが、もっともっと自由に、当事者たちに過分なストレス無く、多様な選択肢の中から選択することができても良いのではないか、と考えている。

□どうもいまの世の中、教育ということに限らず、子どもも大人も、様々な局面において「選択肢」が少なすぎるように思えてならない。

□人の生活の中に流れこんでくる情報は、もはや無尽蔵と言ってもよくらいに多い。それらの情報にアクセスする方法も多い。

□しかし、それらの多様な方法を経てアクセスした多様な情報が実際に人々を導びかんとする「行く先」自体は、さて一体どれくらい多様性に富んでいるだろう。

□「勝ち組、負け組」をいうことばを例に挙げるまでもなく、いま、ひとが生きる上での価値判断基準が、完全な二極化とは言わないまでも、あまりにも柔軟性に欠けてはいないだろうか、と思うのだ。

□世の中、もっとあれこれ「やり方」や「道」があっていい。

□7月に入ってからは、駅前や街頭、またテレビの中で「いちばん!」なんていうことばが賑やかに連呼されている。

□いままで「これでヨシ!」と信じてきたやり方や行き詰まり、成功間違いなし、と信じて歩んできた道が足元でガラガラと崩れ始めたのを知ったとき、「ナニクソもう一度!」と、一気呵成に集団的価値観の再統一を図りたくなる気持ちは、僕にも分からなくもない。

□けれど、こういう声が高くなるときにこそ、その一方で「わたしに関わるものごとの順番や価値、やり方は、わたしがわたしの責任において自分で決めますから」と、誰もが胸を張って主張できるような環境が人々の前にちゃんと準備されて欲しいと思う。

□人という生き物やそれが織りなす社会は、本来的には、強力なリーダーシップや拘束力、絶対的な規範や集団帰属意識に依らずとも、遠い歴史や身近な歴史の中にちょっとした先例や雛形さえ見いだせれば、その時々の世を自分の感性と身体でしっかり生き抜くことができるだけの柔軟さと底力を備えているはずだと僕は信じている。

□人間は互いに、もっと信頼し合ってよい。特に子どもたちこそは、十分信頼に足るだけの「ちゃんと生きていく力」を自ずと備えているはずだ(もしくは、その力にヤミクモに封印をしていないはずだ)。

□話がフリースクールからだいぶ横道にそれてしまった…。

□でも、やはり僕は言いたい。

□人という生き物への信頼の上に、特に子どもたちへの信頼の上に、より柔らかで優しい世界を。


【7月8日(木)】

□札幌滞在最終日は、厚別区子育て支援係主催の講演会。おもな対象は、子育て世代の若いおかあさん方。

□白石区での講演と同様に、森の写真と拙著読み語り、そして著作に込めた思いの紹介をさせていただいた。

□開場時刻直前に突如降り出した土砂降りの雨。ベビーカーのお母さんにはとても気の毒な天気の急変でしたが、それでも、開演時刻にはたくさんの参加者が。

□その中に、1年以上あっていなかった知人の姿が。昨年結婚したという知らせは受けていたのだけれど、久々にあった彼女のお腹に8ヶ月の赤ちゃんが育っていて、びっくり!お願いして、ぽっこりと膨らんだお腹をなでなでさせてもらった。おーい、元気に生まれておいでね。

□講演のあと、何人かの方々が声をかけてくれた。

□「こういうイベントで託児をするのが初めてでした。講演の開始直後は、託児部屋に預けてきた子どものことが気になったけど、でも、しばらくしたらすっかり森の世界に引き込まれて気にならなくなっちゃいました!」と笑う若いおかあさん。

□「4日にSTVの小寺さんの番組を偶然見て、ネットで検索して今日講演があることを知り、急遽参加しました」という、手稲区の保育園の園長先生。テレビで紹介されたデジカメ写真絵本づくりの様子を見て「うちの子どもたちにもああいう体験をさせてあげられないかと思って…」と声をかけて下さった。いつか実現するといいな。

□片付けを終わらせた後は、主催して下さった子育て支援係の皆さんと昼食。梅おろし冷やしうどんをつるつるっと。美味しかった。

□そのあとは、今回の講演を厚別区に打診してくれた前述の読み聞かせボランティアグループのTさんと二人で、喫茶店であれこれ談笑。

□Tさんが10年来温めてきた一つのアイデアを聞かされ、僕も「それはぜひぜひ実現を!」と賛同。

□動こうと思った人が、とにかく動き出すこと。その大切さを知るTさんが、札幌の子どもたちのために、またひとつ新しい動きを始めるかもしれない。いいな。

□現実の壁はとっても大きいだろうけれど、この先もしかしたら起るかもしれない事態をあれこれ妄想・夢想するだけでも、ワクワクと幸せな気分になる。

□夕方、そんな温かな気持ちを胸に、妻と子どもたちのまつ自宅へ車を走らせた。

| 備忘録 | 16:05 | コメント(-) | trackbacks(0) | 先頭へ↑

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